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4.282017
イーグルコーヒー通信(2017年4月号)
イーグルコーヒー高山では月に1回「イーグルコーヒー通信」を発行しています。
掲載記事の一部を皆さんにご紹介します。
焙煎人より
長野県のある学校へ校長として赴任した人の話です。当時の状態は廊下にはタバコの吸い殻、オートバイのタイヤ痕、いじめ、不登校など荒れ放題の状態を何とかせんならんと、先ずは先生たちをやる気のある授業にする事を徹底したそうです。
少しづつですが効果が表れ、指導者が挫折してしまえば何も変化は起きませんが変えようとする気持ちが強ければ少しづつだが変わるという事が解ってきたといいます。しかし、おおもとの原因は何かを調査したところ、ある事に気づいたそう
です。
運動会・競技会などで食事をとっている生徒の食事を見て驚いたそうです。コンビニ弁当を食べる子ども達、カップラーメンにジュースというような人もいたといいます。いわゆるエネルギー不足になり、それが原因でイライラ感が強く、集中力が出なくなり、人にあたってしまう状態を造っていたのではないかという事です。
食は人間を形成していく上でとても大切な役割をはたしているのですが、便利になってきた食生活は、果たして健康を重視した考えから成り立っているのでしょうか。売れればよい。美味しければ良い。そんな安易な考えから作られた食は人の身体をむしばんでいくのではないでしょうか。
この事からこの校長さんは学校給食を見直し食を見直したことからこの学校は非行、暴力、いじめがなくなり優秀校へと変わっていったという事です。コンビニの食が悪いとは言えませんが気になる事も確かです。
コーヒーの情報
コーヒー豆紹介・ブラジルブルボン
ブラジルでは、収穫後約1週間ほど天日乾燥させるのが通常ですが、このブルボン種を生産している農園は陰干しにして2 ~ 3 週間かけて乾燥させます。その為、甘味やコクが通常の豆よりも強くなります。
セミウオッシュドはウオッシュドコーヒーとは異なり、果肉の部分を残したまま天日乾燥します。これによって果肉の甘味を豆に吸収させコクと甘みを造る製法です。
現在ブラジルではムンドノーボ種やカツアイ種といった病気に強い品種改良が進んでいますが、この農園では在来種のブルボン種を100%仕上げています。ブルボン種は手間がかかる事や、収量が少ない事から敬遠されていますが、ブルボン種は品質にも優れている事から高品質を保ち生産しています。通常のブラジルでは味わえない逸品を楽しんで頂けるコーヒーです。
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