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2.262020
イーグルコーヒー通信(2020年2月号)
イーグルコーヒー高山では月に1回「イーグルコーヒー通信」を発行しています。
掲載記事の一部を皆さんにご紹介します。
焙煎人より
飛騨高山地方では考えられないことが起きております。いや、高山だけでなく全国的に異常な気象状況が起きているみたいです。なんと、高山に雪が全くない。白川村にも、古川にも神岡・山の村にも雪がないそうです。
雪またじをしなくてもよいのは、体力的にありがたく感謝なのですが、雪がないことで大変な思いをされて見える方もおられます。スキー場では雪不足で来場者がないとの事、除雪作業に関わっておられる方も仕事がないとの事。自動車板金の方も仕事が少ないなど雪によって関わっておられる方にはご苦労されておられるようです。
こんな話も聞きました。これだけ雪がないと農家の方も水不足になるのではと心配されておられるようです。たくさんの雪によって寝雪になり雪解けの水によって田畑が潤うとのことでした。
このような原因は、やはり温暖化の影響が強いのではないかと思われますが、先進国の環境改善はなされるのでしょうか?今だけよければ良いのでなく、今の子供たち、孫たちが将来素晴らしい環境の下で生活できる仕組みが作られていくのでしょうか。地球規模で改善されていくことを強く望みます。
今、私たちができること、一人一人が「一羽のハチドリ」のように山火事をハチドリが口に水を含み火を消すというものですが、一羽では気の長い話でも100羽1000羽何万という数がもたらされるものは大きな力になるという話です。良い環境になることを強く望み、私もできることを精一杯行動します。
コーヒーの情報
コーヒーは多様化して、進化していく
コーヒーという飲み物は過去には悪いイメージをもたらせながらも多くの人を虜にしてきました。しかし、最近では健康に良いという医学上でも紹介されたことから健康嗜好としてもとらえられるようになってきました。私たち焙煎を試みるものとしては、願ってもない風向きになってきたのも事実です。
コーヒーという飲み物は上手に焙煎され、新鮮なうちに飲まれることによってまさしく健康飲料そのものなんです。しかし、コーヒーも生き物である以上、一定の期間を過ぎてしまったもの、保存状態が悪く管理してしまったものなどは、健康を害してしまうものも中にはあるようです。
自家焙煎にこだわったのは、このような経緯からコーヒーは美味しい飲み物なんだ。美味しいコーヒーを飲んでいただきたいと思うところから、取り組んできたところです。
最近では、スターバックスの勢いが進む中、ブルーボトルコーヒーが進出してきました。スターバックスはコーヒーを抽出するのにエスプレッソマシーン(機械)を使用します。しかし、ブルーボトルコーヒーは原則、ドリップコーヒーで抽出します。
これは、日本人が長い年月をかけて日本人に適した、もっと言うなら、繊細な味覚を求めてきた結果、香り豊かな・風味を醸し出し、飲んだ後にはスッキリとしたコーヒーになるよう焙煎から、抽出に至るまでこだわりぬいた結果なのではないだろうか。それを見抜いたブルーボトル創業者は日本のコーヒーを勉強し、アメリカに持ち帰り成功していったのだと思う。そして彼は、再び日本に上陸するのである。
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