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イーグルコーヒー通信(2020年5月号)

イーグルコーヒー高山通信

イーグルコーヒー高山では月に1回「イーグルコーヒー通信」を発行しています。
掲載記事の一部を皆さんにご紹介します。

焙煎人より

 先月号に続き、コロナウイルス情報ばかりで恐縮しております。おおよその予測を上回り日本国をはじめ、世界中にコロナウイルスが蔓延し大変な状態になっています。日本国内でも緊急事態宣言が発令され県を出ることもできない状態になっております。

 先般、私の身内で葬儀がおこなわれました。自粛を叫ばれる中、亡くなられた方の思いを尊重しつつ、コロナ対策をしっかり行った上多くの方の意見を踏まえて立派な葬儀が執りおこなわれました。このような時期、様々なご意見がありました。

 コロナという感染症は世界中で360万人を超え死者においても25万人に達しています。他人ごとではない自分の周りで感染者が出ないよう必死に守ろうとしているのでしょう。人は皆、窮地に立たされると心無い言動を発してしまうことがある。その言葉は社会をむしばみ、不安を抱かせ、差別を生んでしまう。

 この時こそ、人権を学び、心を学び、理解して行動をとれる大人でいることが大切なことだと気づかせてほしい。気づいてほしい。この言葉が新聞のコラムに掲載されていました。私もコロナウイルスを発生させない持ち込まないように手洗い、消毒、予防をしっかり行いマスクを着用して、一日も早い終息を願っております。

コーヒーの情報

コーヒー豆もコロナの影響が・・・

 コーヒー豆の相場が、一時生産国の出荷が滞るリスクが生じたためそれを心配した欧米諸国のコーヒー会社が買いを入れたため相場が急騰しました。しかし、その反面ウイルスの影響で消費が落ちるとの予想もあり価格が下がるといった不安定な動きが続きました。

 最大の懸念事項は、生産国が契約通り出荷できるか否かにかかっている訳ですが、ウイルスの影響で船の減便・コンテナ不足・収穫作業の人手不足による遅れが懸念されております。ブラジルなどではコロナウイルスの規制が他の国と比べて緩やかで、政府は経済優先とした政策に出ております。

 コロンビアでも、同様のことが心配されており、今後の入荷が予定通り行きそうにもなく心配されております。特にアフリカでのパンデミックが起こるようですと相場は大きく変化することが予想され、欧米のコーヒー会社は在庫の積み増しが予想され現物の取り合いになるものと思われます。

 そうなると取引価格が上がってきますので今後の相場に注目しなければなりません。一日も早い終息を願うばかりです。

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