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2.182015
コーヒーの歴史を知る~始まりはいつも偶然
世界で愛されるコーヒー
いきなりクイズです。
Q:世界で一番飲まれている飲み物は何でしょうか?
チッ
チッ
チッ
正解は……水です!
納得なような、騙されたような……
なんだそれってツッコミはなしで。
では、私たちが愛するコーヒーは何位だと思いますか?
チッ
チッ
チッ
正解は第4位だそうです!
第3位はビール、第2位は紅茶。
コーヒーは惜しくもTOP3入りできませんでしたが、第4位といってもその量は膨大です。
2012年の世界のコーヒー豆生産量は約880万トン
イーグル流美味しいコーヒーの入れ方だと1杯に15gの豆を使いますので…
8800000000000g/15g=
5866億6666万6667杯分となります!
世界の人口をざっくり72億人とすると一人当たり81杯以上
目も眩むような数字ですね。
これほど世界の人々に愛される飲み物となったコーヒーの始まりはいつ頃なのでしょうか?
コーヒーのはじまり二大伝説
コーヒーの発見には諸説あり、正確な記録が残されていないため本当の所は誰にもわかりませんが、
その中でも有名な二つの説を紹介いたします。
僧侶伝説
1258年のはなし──
イスラム教の僧侶がイエメンのモカで王の怒りに触れ、モカから追放されてしまいました。
食べる物もなく、疲れて山の中をさまよい歩いていた僧侶は、
さえずりながら赤い実をついばんでいる美しい小鳥を見つけました。
空腹の僧侶はその赤い実をとって煮出して飲んでみると、
不思議なことに疲れはなくなりみるみる元気が戻ってきました。
医者でもあった僧侶は、この赤い実を用いて病人たちを救います。
その後、罪を許されてモカに戻った僧侶は、
コーヒーを発見したことで聖者として人々に崇拝されるようになりましたとさ。
もうひとつはさらに時代を遡ります……
ヤギ伝説
六世紀頃のはなし──
エチオピア高原にヤギ飼い人がいました。
ある日、普段は大人しいヤギたちがひどく興奮し続けていていました。
ヤギ飼いはその原因を探ると、どうやらヤギが食べていた赤い木の実にあることがわかりました。
ヤギ飼いは、近くの修道院に行ってそのことをある修道僧に告げると、
試しに赤い実を食べてみようということになりました。
その実を食べると気分はみるみるうちに爽快になっていきました。
この修道院では夜を通しての修行中でも僧たちが睡魔におそわれることはなくなったそうな。
私たちに発見される以前からコーヒーの木はエチオピアの地に自生していたそうです。
温暖な気候で雨量が多くコーヒーのみならず多くの植物が生育するのに適した環境で
今でも野生のコーヒーの木を見ることが出来ますので、この説もうなずけます。
いずれにしても偶然がコーヒーのはじまりのようですね。
先人の知恵と勇気に感謝です。
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