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イーグルコーヒー通信(2020年7月号)

イーグルコーヒー高山通信

イーグルコーヒー高山では月に1回「イーグルコーヒー通信」を発行しています。
掲載記事の一部を皆さんにご紹介します。

焙煎人より

 コロナウイルスの影響により、様々なところで変革が起きている。特にオンラインを使用した人とのコミュニケーション・教育・販売など今後このようなことが定着していくのだろう。携帯電話から始まりスマートフォンになっていくまでどれほどの時間が要しただろうか。あっという間の出来事のように思う。

 若い人たちのようにスムーズに使いこなせないもどかしさもあるが、持つことで優位になっている場合が多くなるのではないか。国をあげての推奨は、今回の持続化給付金の申請でもパソコン、スマートフォンがないと申請できないなど義務化されている。私の知り合いもわざわざパソコンを購入し取り扱いの講習まで受けていた。

 人とのコミュニケーションは形式だけのもので終わらないよう願いたい。言葉が介在し、怒ったり笑ったり不機嫌になったり涙を流したり喜怒哀楽の様子が生で伝わるあったかさが失われないでほしい。メールなどで簡単に連絡が取れることもあれば、メールを無視して相手の感情がわからないままほおっておかれるのもつらいところもあるのではないか。

 とにかく今回のコロナウイルスによることで家庭でも会社でも見直されることが多くなると思う。距離がとおくならないように願いたいものだ。

 

コーヒーの情報

コーヒー豆の紹介・マンデリンG1

 マンデリンは、インドネシアのスマトラ島にて栽培されています。インドネシアでは、20 世紀初頭に流行した病害によって病害に弱いアラビカ種の数が減ってしまった事から、ロブスタ種のコーヒーの生産がメインでした。そんななか残った、少数のアラビカ種のコーヒー栽培を進めたのが「マンデリン族」という部族だったとされ、そこからマンデリンの名前が取られました。

 マンデリンは、現在もスマトラ島の限られた地域で生産され、独特な風味を持つことから日本には根強いファンが数多くいます。

 インドネシア全体のコーヒー生産量は、世界でも5位以内に入るほど大規模なものですが、そのうちの90% がロブスタ種。残りの10% がアラビカの豆です。これらのロブスタ豆は世界中で安価なコーヒーに使用されるだけでなく、イタリア南部などでは高級なブレンド豆として苦味や香り付に使用されていることでも有名です。

 マンデリンのコーヒー豆は、よく「重厚なコクと苦味」などと評されます。感じやすいのですが、特徴的なのは深煎りにしても消えないシナモンやハーブのような香りと、エグみがやや出にくいところでしょう。深煎りにしても個性がなくならない豆は貴重で、日本で古くから人気がある事も頷けます。
イーグルコーヒーでもストレートコーヒーの中ではマンデリンがよく売れています。

マンデリンG1

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