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イーグルコーヒー通信(2021年6月号)

コーヒー豆

イーグルコーヒー高山通信

イーグルコーヒー高山では月に1回「イーグルコーヒー通信」を発行しています。
掲載記事の一部を皆さんにご紹介します。

焙煎人より

 6月新緑の季節、先日、田植えをしました。毎年収穫が楽しみの行事なのですが、日ごと年には勝てず手抜きをする有様。例年ですと残りの苗を植えなおす作業をするのですが、今年は植える段階で少しつまみを多くしてもらうようにお願いし苗が残らないようにしました。お陰様で順調に植え終わることができました。あとは成長していく様を見守りながら収穫まで楽しみにしています。

 私は、百姓をしたことがなく知り合いの自然農法を行っている方に教えてもらいながら作業をしております。農薬・化学肥料を使わない方法を行っているのですが、そのために出来上がりが若干貧弱になることもあります。安全な米を収穫し美味しいコメが食べられることが何よりと思い毎年米創りに取り組んでおります。

 最近、コーヒーの焙煎に関わる作業を見直し美味しい焼き方ができるようにチャレンジしております。コーヒーも米と同じ、収穫をするうえで農家の気持ちが伝わってきます。大量生産されているコーヒーよりも農園ごとのこだわりのコーヒーに今一度見直し、美味しいコーヒー豆を仕入れできるよう取り組んでいきます。

コーヒーの情報

コーヒー欠点豆の定義

 異物や不良豆の混入に関する定義は産地で異なりますが、ブラジルを参考にするならばブラジルでは300gのコーヒーの生豆を取り出し、その中に混入している不良豆や異物を選別し欠点数を算
出し格付けを行っております。300gのコーヒー生豆に欠点数が4の場合はNO2です。(ブラジルの場合NO1はありません)

 通常日本の自家焙煎店では、NO2が多く使用されておりますが、中でもスクリーン#17.18が最も多く使用されております。大手企業では#14.15が多く使用されており缶コーヒーなどに使用されております。当社イーグルコーヒーでは#17.18をベースにスペシャルティーコーヒーとして#19という大粒のコーヒー豆に準ずる豆を採用しております。

 因みに欠点豆というのは、【黒豆:ブラックビーンズ】 【乾果:かんか、自然乾燥式で乾燥後に脱穀し精製時に脱穀されなかったもの】 【未成熟豆】 【発酵豆】 【コーヒーの外皮】 【虫食い豆】 【貝殻豆】 【カビマメ】 【死に豆:正常に結実しなかった豆で焙煎しても白く色がつかない】など、このような欠点豆が300g中4粒以上混入していれば格付けが下がってしまいます。

 

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