ブログ
2.132017
イーグルコーヒー通信(2017年2月号)
イーグルコーヒー高山では月に1回「イーグルコーヒー通信」を発行しています。
掲載記事の一部を皆さんにご紹介します。
焙煎人より
アッと言うまの2月、新しい年を迎えすでに一ヶ月が過ぎ去る。新しい目標に加え、明るく元気に素直で楽しく過ごせる日々を目標に今年も乗り切っていきたいと考えております。
こんな記事を読ませて頂きました。世の中がどんどん便利になって行くのに、楽になるのかと思いきや逆に忙(せわ)しくなっており、心は楽になるどころか苦しくなっている。これはどうした事か。と書道家の双雲さんが言われている。
これは、便利さと引き換えに、丁寧に接する事を現代人は忘れてしまっているのではないか。書道家だけに書道を行うときは上手に書く事を心掛けるのではなく、筆先の墨の臭いを確かめ細やかな動きに注意を払い、紙から伝わってくる感触を感じ取れるよう安らかな心をもって感じる事が必要らしい。
私たちコーヒーを扱う者にも同じことが言えるのではないか。30種類以上のコーヒー豆を扱い生の感触を一つ一つ感じ取り、焙煎する過程において変化に気づき、その変化に注意を払い完成する道のりを心楽しく余裕を持って臨むことが必要なのだ。
ただ焼けばいいのではなく、味造りに関わっている事をわすれてはならない。私はアナログ人間。急ぐことなくスローライフで人生を送りたい。
コーヒーの情報
コーヒー豆紹介・ランテカルア トラジャー
イーグルコーヒーで扱っているコーヒー豆の中でも、高級コーヒーとして位置づけされている商品です。
生産国はインドネシア共和国のトラジャー地区、ランテカルア山標高1450mから1600m付近で栽培されております。品種は希少価値とも言われているブルボン種、スクリーン(粒の大きさ)は#19・#18が中心の大きな粒揃いです。気温は30℃まで上昇しますが、夜は10℃程度まで冷え込みます。この寒暖差が良質のコーヒー豆が生まれる条件となっております。
この地域は綺麗で豊富な水があり水洗処理施設も整っており、それに発酵工程の管理もきちんと行われている事から品質が高いコーヒー豆が安定して作られています。
乾燥は高床式の天日乾燥で9日~10日かけてすべて天日による乾燥するやり方で行われており品質を重視しております。異物除去、比重選別、スクリーン選別機なども充実しており管理が行き届いている事で高品質の豆が生産される理由となっております。
中米のコーヒーにはない独特の苦みとコクそれに豊かな香りが堪能できる逸品です。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。