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2.32015
生豆と焙煎 コーヒーの味を決める割合は?
焙煎人の仕事は
単純化すれば「生豆」を仕入れ「焙煎」することです。
では、コーヒーの味を決めるのは
「生豆」が何割、「焙煎」が何割だと思いますか?
その答えは……
8 割が生豆で決まり、あとの2割は焙煎で決まる!
と言われています。
コーヒーの世界でも素材=生豆が命なのです。
しかし、生豆さえ良ければ
適当に焙煎してもいいなんて話ではありません。
焙煎の目的
単に生豆を煎り焦すことではありません。
それぞれの生豆の特性(ポテンシャル)を
最大限に引き出してやることが焙煎の目的であり
焙煎人の仕事なのです。
どんなに高級な生豆を仕入れても
焙煎がうまくできなければ、
生豆が持っている特性も味も引き出されないまま
その価値がゼロになってしまう場合もあるのです。
いかすもころすも焙煎次第なのです。
焙煎は止まらない、止まれない
いざ焙煎に入ればノンストップ。
焼かれた生豆は刻々と変化してゆきます
浅く焼けば豆は酸味が強くなり
深く焼けば豆は苦みが強くなり
浅く焼いた方が美味しい豆があり
深く焼いた方が美味しい豆があり
いろんな条件を見抜き焙煎しなければならないのです。
最終的なコーヒーの味を決定するのは焙煎人
だから、焙煎の仕事は緊張の連続なのです。
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